ミュート

エレキギターのテクニックに「ミュート」がある。

このミュートはチョーキングやスライドのように、ハッキリと目に
見える動きのテクニックじゃない。　しかも、使う場面は「ココだ」
ってモノではなく、弾き始めから弾き終わりまで常に意識しつつ
余弦のケアしなきゃいけない状況を指してる。

それが例え練習フレーズであっても「弾いてない弦の共振音」
への意識はあるつもりなんだけど、思うようにミュートできてない。

こういう部分もしっかり意識持ってやってないと、いくらフレーズが
ちゃんと弾けても「キタネー演奏だぁ」になっちゃう。
ヘッドホンとかして、大きめの音でやってると、そういう部分が明確
に解るんだけども、余弦の共振以外にも雑音原因がある。

「弦を押さえる、離す際の無意識なハンマリング音とプリングオフ音」
弾いてる箇所がHO/POではないのに、次を押さえる、そして離す音
が雑音として耳に入ってくる…。
更には、不要な弦を触れることでの余計なノイズ（雑音）などなど…。

気にしだしたらざっとこれくらいの不要な音を同時に出してる。
「弾いてない弦の共振音」
「弦を押さえる、離す際の雑音」
「要な弦を触れることで出る音」

ここで、思うのが
確かに不要な音のケアをしなければいけないとはいえ、いきなりこれら
の問題を同時にクリアしつつ演奏しようとすると、思い切った指の運動
やピッキングが出来なくなっちゃう。　思い切りよく出来ないみたいな…。

ボクくらいの初心者でも、そりゃまぁ確かにミュート意識は当然持つべき
とは理解してるけども、それよりも今はとにかく様々な音を出し続ける時期。
やれそうなブリッジミュートの場面とか、意識が回ってる所でのミュートは
しつつ、とにかくピッキングや手首のストロークを思い切りやるべし。

ぶっちゃけ、余裕ないです…あれもこれも意識まわすのｗ